ポセイドン
当院では診療に使用する水にも安心安全を考えております。 夜間、医院の給水チューブ内の残留塩素が減少してしまうため、水道水本来の殺菌能力がなくなり、細菌が増殖してバイオフィルムを形成します。 ポセイドンは、人と自然に優しい電解中性機能水を歯科ユニットや医院全体に通水させることにより医院の水配管内の細菌などの繁殖を抑え、治療環境を衛生的に保つためのシステムです。
歯科医院では、手や器具の洗浄、歯の治療、クリーニング、患者様がお口をゆすぐときなど、多くの場面で水が使われます。歯科医院で使われる水もキレイで衛生的でなければなりません。
特徴
院内全ての給水管内を除菌します(細菌数はゼロに近い)。
治療時の水はかなりクリーンなものとなります。
院内感染対策として強力な効果を発揮します。
ポセイドンの仕組み
1センサーが水の流れを感知し、電解層に通電
2水中に含まれる塩素イオン(Cl-)が電気分解により塩素(Cl2)に変化
3塩素(Cl2)がすぐに水と反応し残留塩素に変化(次亜塩素酸(HCLO)や次亜塩素酸イオン(ClO-))
4残留塩素の上昇により水道水中の細菌の繁殖を抑制
CT
従来のエックス線撮影では2次元の画像からでしか診査診断をすることができませんでしたが、CT撮影を行うことにより3次元の画像を確認することができます。
そのためより精度の高い診査診断をすることが可能になりました。
当院ではデジタルレントゲンを採用しており、被ばく量もかなり減少しております。
CT撮影1回の被ばく量は飛行機での東京~ニューヨーク(往復)(※高度により宇宙線の増加)より少ないと言われています。
歯科用顕微鏡・拡大鏡
歯科用顕微鏡(歯科用マイクロスコープ)とは
顕微鏡治療は歯科用マイクロスコープを使用して治療部位を20倍までに拡大視しながらおこなう、治療方法です。
歯科用マイクロスコープは眼科や脳神経外科などの手術で使われていた手術用顕微鏡を歯科用にしたものです。医科の分野では血管縫合や脳神経手術など細かな手術は顕微鏡を使って行います。歯の治療も肉眼では確認しづらい治療が多いのです。
そこで歯科用マイクロスコープを使って超精密に治療を行うようになってきました。
マイクロスコープを使用することによって、肉眼では見ることの出来ない歯の細かい凹凸や、隠れた根管、補綴物のフィットの状態など様々なことが分かるので、診断能力が大幅に向上し、より精密な治療を行うことが出来るようになります。
人間の肉眼でのものを見分ける力は0.2mmが限界と言われています。しかし、保険外診療で行うような高度な治療においては上記のようなミクロン単位の正確さが要求されます。そのようなとき、マイクロスコープを使用し、肉眼の3~20倍に拡大した視野で治療を行うことで、より正確な作業が可能となり、治療のレベルを格段に向上させることができます。
歯科でのマイクロスコープの普及率はまだ5%もありません。あまり聞きなれない治療法ですが、根管治療専門医や精密な治療を行っている歯科医院では導入が進んでいます。